コロナ、減少傾向続く
厚生労働省は
3月24日、
全国約5000の
定点医療機関
から
3月10～16日の
1週間に
報告された
新型コロナの
新規感染者数が
1万8927人で、
1医療機関当たり
3.85人であった
と発表した。
前週比
0.95倍で
減少傾向が
続いている。
32都道府県で
減少した。
1機関当たりの
感染者数が
多かったのは
茨城県：6.39人、
千葉県：5.89人、
佐賀県：5.87人。
少なかったのは
沖縄県：1.68人、
鹿児島県：2.10人、
大阪府：2.21人
などであった。
全国約500の
定点医療機関
から
報告された
新規
入院患者数は
1568人で、
前週比の
0.88倍で
あった。
主要都市では、
東京都2.71人、
愛知県4.76人、
大阪府2.21人、
福岡県3.45人
であった。
都道府県別
状況を
以下に
示す。
全国: 3.85
前週から
減少傾向
である。
北海道: 4.13
全国平均を
やや上回る。
青森県: 3.88
全国平均と
同程度。
岩手県: 3.34
全国平均を
下回る。
宮城県: 4.41
全国平均を
やや上回る。
秋田県: 2.29
全国平均を
大きく下回る。
山形県: 3.12
全国平均を
下回る。
福島県: 5.78
全国平均を
大きく上回る。
茨城県: 6.39
全国平均を
大きく上回る。
栃木県: 5.21
全国平均を
大きく上回る。
群馬県: 4.93
全国平均を
大きく上回る。
埼玉県: 4.56
全国平均を
やや上回る。
千葉県: 5.89
全国平均を
大きく上回る。
東京都: 2.71
全国平均を
下回る。
神奈川県: 3.41
全国平均を
下回る。
新潟県: 4.74
全国平均を
大きく上回る。
富山県: 4.31
全国平均を
やや上回る。
石川県: 4.27
全国平均を
やや上回る。
福井県: 2.92
全国平均を
下回る。
山梨県: 4.59
全国平均を
やや上回る。
長野県: 5.61
全国平均を
大きく上回る。
岐阜県: 4.51
全国平均を
やや上回る。
静岡県: 4.99
全国平均を
大きく上回る。
愛知県: 4.76
全国平均を
大きく上回る。
三重県: 4.25
全国平均を
やや上回る。
滋賀県: 3.55
全国平均を
下回る。
京都府: 2.72
全国平均を
下回る。
大阪府: 2.21
全国平均を
大きく下回る。
兵庫県: 2.52
全国平均を
大きく下回る。
奈良県: 4.24
全国平均を
大きく上回る。
和歌山県: 3.73
全国平均を
下回る。
鳥取県: 3.38
全国平均を
やや下回る。
島根県: 4.32
全国平均を
上回る。
岡山県: 3.44
全国平均を
やや下回る。
広島県: 2.97
全国平均を
下回る。
山口県: 2.72
全国平均を
下回る。
徳島県: 4.19
全国平均を
上回る。
香川県: 3.09
全国平均を
下回る。
愛媛県: 4.38
全国平均を
上回る。
高知県: 3.39
全国平均を
やや下回る。
福岡県: 3.45
全国平均を
やや下回る。
佐賀県: 5.87
全国平均を
上回る。
長崎県: 4.12
全国平均を
やや上回る。
熊本県: 4.36
全国平均を
上回る。
大分県: 5.48
全国平均を
大きく上回る。
宮崎県: 2.81
全国平均を
下回る。
鹿児島県: 2.10
全国平均を
大きく下回る。
沖縄県: 1.68
全国平均を
大きく下回る。
全体的な
傾向だが、
全国的に
見ると、
前週に比べて
定点当たり
報告数が
減少している
地域が多い。
しかし、
一部の地域
(福島県、茨城県、
栃木県、群馬県、
千葉県、新潟県、
長野県、静岡県、
佐賀県、大分県、
など）では、
依然として
全国平均を
大きく上回る
水準で推移
しており、
注意が必要
である。
特に、
関東地方、
東海地方、
九州地方の
一部で
感染者数が
多い傾向が
見られる。
一方、
東京都や
大阪府など、
都市部の
一部では
全国平均を
下回る水準と
なっている。
今後の
注意点だが、
引き続き、
各都道府県の
感染状況を
注視し、
感染予防
対策を
徹底する事が
重要である。
特に、
感染者数の
多い地域では、
不要不急の
外出を控え、
基本的な
感染対策
(手洗い、
うがい、
マスク着用、
換気など）
を徹底して
貰いたい。
また、
高齢者や
基礎疾患の
ある方は、
重症化
リスクが
高いため、
特に
注意が
必要である。
インフル、2週連続で増加！
厚生労働省は
3月２4日、
全国
約５000か所の
定点医療機関
から
３月10〜16日の
１週間に
報告された
インフル
エンザの
感染者数が、
１医療機関
あたり2.23人
(前週2.02人）
であったと
発表した。
２週連続で
増加した。
全国で、
最も多かった
のは
新潟県で、
5.86人。
長野県5.36人、
沖縄県4.96人、
栃木県4.12人、
北海道3.96人
と続く。
北海道、
千葉県、
東京都、
大阪府など
33都道府県で、
前週の
感染者数を
上回った。
１６日までの
直近５週間を
みると、
Ｈ１Ｎ１
(Ａ型）が
４３％、
Ｈ３Ｎ２
(Ａ香港型）が
３５％、
Ｂ型が２２％
となっている。
前週は、
それぞれ
５３％、
３６％、
１１％で、
厚労省は
「Ａ香港型の
割合が減らず
Ｂ型は
増えており、
感染者が
減らない
要因である」
と
分析している。
定点医療機関
から
報告された
新たな
入院患者数は
127人
(前週140人）
で、
１０週連続で
減少した。
休校や
学級・
学年閉鎖の
措置が
取られたのは、
小学校を
中心に
396施設
(同338施設）
であった。
都道府県別
状況を
以下に示す。
＜北海道・東北＞
北海道：3.96人
高い水準である。
青森県：1.33人
低い水準で
推移している。
岩手県：1.92人
やや低い水準で
推移している。
宮城県：1.19人
低い水準で
推移している。
秋田県：2.02人
やや低い水準で
推移している。
山形県：2.51人
やや高い水準で
推移している。
福島県：2.70人
やや高い水準で
推移している。
＜関東＞
茨城県：1.92人
やや低い水準で
推移している。
栃木県：4.12人
高い水準である。
群馬県：2.86人
やや高い水準で
推移している。
埼玉県：2.19人
やや低い水準
である。
千葉県：3.20人
高い水準で
推移している。
東京都：2.07人
やや低い水準
である。
神奈川県：2.42人
やや高い水準で
推移している。
＜中部＞
新潟県：5.86人
かなり高い
水準で
推移している。
富山県：3.73人
高い水準である。
石川県：1.58人
低い水準である。
福井県：1.92人
やや低い
水準である。
山梨県：0.90人
かなり低い
水準である。
長野県：5.36人
かなり高い
水準である。
岐阜県：0.66人
かなり低い
水準である。
静岡県：2.57人
やや高い水準
である。
愛知県：1.37人
低い水準で
推移している。
＜近畿＞
三重県：1.01人
低い水準で
推移している。
滋賀県：1.27人
低い水準で
推移している。
京都府：2.29人
やや高い水準
である。
大阪府：2.33人
やや高い水準で
推移している。
兵庫県：2.38人
やや高い水準で
推移している。
奈良県：2.09人
やや低い水準
である。
和歌山県：3.08人
高い水準で
推移している。
＜中国・四国＞
鳥取県：1.31人
低い水準である。
島根県：1.08人
低い水準である。
岡山県：1.49人
低い水準である。
広島県：1.26人
低い水準である。
山口県：0.55人
かなり低い
水準である。
徳島県：0.92人
かなり低い
水準で
推移している。
香川県：0.98人
かなり低い水準
である。
愛媛県：1.72人
やや低い水準
である。
高知県：0.45人
かなり低い水準
である。
＜九州・沖縄＞
福岡県：2.00人
やや低い水準
である。
佐賀県：0.87人
かなり低い
水準である。
長崎県：1.33人
低い水準で
推移している。
熊本県：1.61人
低い水準で
推移している。
大分県：0.90人
かなり低い
水準で
推移している。
宮崎県：1.02人
低い水準で
推移している。
鹿児島県：1.13人
低い水準で
推移している。
沖縄県：4.96人
かなり高い
水準で
推移している。
全体的に、
西日本よりも
東日本で
定点当たりの
報告数が
高い傾向が
見られる。
沖縄県、
長野県、
新潟県、
栃木県など、
一部地域
では
依然として
高い水準が
続いており、
注意が必要で
ある。
一方で、
山梨県、
山口県、
香川県、
徳島県、
高知県、
大分県など、
低い水準で
推移している
地域もある。
今後の
注意点だが
引き続き、
手洗いや
うがい、
マスクの
着用
などの
基本的な
感染症対策を
徹底すること。
体調が
悪い場合は、
無理をせずに
医療機関を
受診して
貰いたい。
言うまでも
なく、
最新の情報を
確認し、
適切な対策を
とることが
最優先である。
ノロウイルスの感染予防対策
ノロ
ウイルスの
感染予防
対策に
ついて
解説する。
特に、
家庭内や
飲食店など
での
具体的な
対策に
焦点を当て、
手洗いの
重要性や
消毒方法、
食品取扱者の
衛生管理に
ついて
詳しく
説明する。
ノロ
ウイルスは、
感染者の
嘔吐物や
糞便から
排出され、
それを
介して
経口感染
する
ウイルスで
ある。
感染力が
非常に強く、
少量の
ウイルス
でも
感染する
事がある。
特に、
家庭内や
飲食店など、
人が
集まる
場所では
感染が
広がり
やすく、
適切な
予防対策が
不可欠で
ある。
具体的な
予防策を
示す。
①手洗いの徹底
ノロ
ウイルスの
感染予防に
おいて、
手洗いは
最も
基本的な
対策である。
特に、
トイレの後、
調理の前、
食事の前
など、
こまめな
手洗いを
心がける
こと。
➁手洗いの手順
先ずは、
流水で
手を濡らし、
石鹸をよく
泡立てる。
その石鹸で
手のひら、
手の甲、
指の間、
爪の間、
指先、
手首を
丁寧に洗う。
しかる後に
流水で
十分に
洗い流す。
更に
清潔な
タオルや
ペーパー
タオルで
水分を
拭き取る。
この時の
ポイント
だが
石鹸は、
普通の石鹸で
十分効果が
ある。
とはいえ
洗い残しが
ないように、
20秒以上
かけて
丁寧に
洗うこと。
また、
アルコール
消毒は、
ノロ
ウイルス
には、
効果が
限定的で
ある。
それ故
手洗いが
できない
場合の
補助的な
手段として
活用する事が
望ましい。
➁環境の消毒
ノロウイルスは、
環境表面に
付着して
感染源となる
ことがある。
特に、
トイレの
ドアノブ、
便座、
水栓、
嘔吐物や
糞便が
付着した
可能性の
ある場所は、
重点的に
消毒すべき
である。
消毒方法だが、
次亜塩素酸
ナトリウムを
含む
家庭用
漂白剤を、
濃度
200ppmに
希釈して
使用する。
ペーパー
タオルや
布に
希釈液を
染み込ませ、
拭き取る
ように
消毒する。
嘔吐物や
糞便が
付着した
場合は、
ペーパー
タオル
などで
拭き取り、
ビニール袋に
入れて
密閉してから、
希釈液で
浸すように
消毒する。
ここで
注意点を示す。
次亜塩素酸
ナトリウムは、
金属を
腐食させる
可能性が
あるため、
金属製品
への使用は
避けるべき
である。
これを
使用する際は
換気を十分に
行いながら
作業して
貰いたい。
また、
皮膚に
付着した
場合は、
すぐに
洗い流す事
が望ましい。
③食品の
衛生管理
飲食店や
弁当屋など、
食品を
提供する
場所では、
特に
衛生管理を
徹底する
必要がある。
特に
食品取扱者の
健康管理だが、
言うまでも
なく
下痢や嘔吐
などの
症状がある
場合は、
調理作業に
従事しない
ようにする事
である。
仮に
症状が
なくても、
こまめな
手洗いや
マスクの
着用など、
衛生管理に
努める事が
必要不可欠
である。
それから、
食品の加熱
だが、
ノロ
ウイルスは、
85℃～90℃の
温度で
90秒以上の
加熱をすれば
失活する。
カキなどの
二枚貝は、
中心部まで
十分に
加熱する事を
心がけて
貰いたい。
更に
調理器具の
消毒だが、
調理器具は
使用後十分に
洗浄し、
消毒する事
が望ましい。
特に
まな板や
包丁は、
熱湯や
塩素系
漂白剤で
消毒すると
効果的で
ある。
④家庭内での
対策
家庭内でも、
ノロ
ウイルスの
感染予防に
努める事が
重要である。
嘔吐物や
糞便の
処理をする
際は、
使い捨ての
手袋と
マスクを
着用し、
ペーパー
タオル
などで
拭き取り、
ビニール袋に
入れて
密閉する。
また、
床などに
付着した
場合は、
塩素系
漂白剤で
消毒する事が
大切である。
当然の事だが
タオルの共用は
避けるべきで
ある。
タオルは、
個人専用の
ものを
使用し、
洗濯物は、
他のものと
分けて洗い、
十分に
乾燥させる
と良い。
⑤感染が
疑われる
場合の対応
ノロ
ウイルスに
感染した
疑いが
ある場合は、
医療機関を
受診して
貰いたい。
それから
二次感染の
予防だが、
家庭内での
感染拡大を
防ぐため、
感染者は
できるだけ
個室で
過ごす事が
望ましい。
勿論、
タオルや
食器などは、
共用しない事
である。
加えて
トイレや
洗面所は、
使用後に
消毒した
方がよい。
最後に
脱水症状
への対策
だが、
下痢や嘔吐が
続く場合は、
脱水症状に
注意が
必要である。
具体的には
水分補給を
こまめに
行うことで
ある。
経口補水液
などを
活用すると
効果的である。
ノロ
ウイルスは、
感染力が
非常に強く、
集団感染を
引き起こし
やすい
ウイルスで
ある。
家庭内や
飲食店など、
日常生活の
様々な場面で
予防対策を
徹底する事が
重要である。
特に、
手洗いの徹底、
環境の消毒、
食品の
衛生管理
を心がけ、
感染拡大を
防ぐことが
重要である。
重複するが、
その対策を
以下に示す。
先ずは、
家庭での
対策である。
もし、
子どもが
嘔吐した場合、
使い捨て手袋
と
マスクを
着用して
処理し、
嘔吐物が
付着した
場所を
塩素系
漂白剤で
消毒する。
特に
トイレの
ドアノブや
便座は、
こまめに
消毒する。
また、
タオルは
個人専用の
ものを使用し、
洗濯物は
他のものと
分けて洗う。
次に
飲食店での
対策である。
従業員は、
出勤前に
体調
チェックを
行い、
下痢や嘔吐
などの
症状がある
場合は
出勤を控える。
症状がなく
出勤した
場合は、
調理前、
トイレ後、
食事前など、
こまめな
手洗いを
徹底する。
また、
調理器具は、
使用後に
十分に
洗浄し
消毒する
必要がある。
言うまでもなく
カキなどの
二枚貝は、
中心部まで
十分に
加熱する事が
重要である。
「サポウイルス」とは？
和歌山市の
レストランで
発生した
集団食中毒の
原因が、
サポウイルス
という
ウイルスに
よるもので
あった。
当初、
食中毒の
原因は
牡蠣などの
二枚貝に
よるものと
疑われたが、
調査の結果、
レストランの
従業員から
検出された
サポウイルスが
原因である事が
判明した。
そもそも
サポウイルスは、
ノロウイルスと
同じように、
人の腸で増殖し、
嘔吐、
下痢、
腹痛などを
引き起こす
ウイルスで
ある。
感染力が
非常に強く、
少量の
ウイルスでも
感染する事が
ある。
また、
サポウイルスの
特徴だが、
感染経路は
汚染された
食品
(特に二枚貝）
の生食や
加熱不十分な
状態での
摂取である。
加えて
感染者の
嘔吐物や
糞便からの
二次感染で
ある。
更に
感染者が
触れたものを
介した
接触感染
である。
症状だが、
嘔吐
下痢
腹痛
発熱
悪寒
などで、
潜伏期間は
通常1～3日
である。
感染力は
非常に強い。
さて、
予防だが
食品の十分な
加熱
(特に二枚貝）、
手洗いの徹底、
調理器具の消毒、
感染者の隔離
などである。
今回の事例
だが
和歌山市の
レストランで
集団食中毒が
発生し、
複数の客が
体調不良を
訴えた。
当初、
原因は
牡蠣などの
二枚貝に
よるものと
疑われたが、
レストランで
提供された
食事からは
サポウイルスは
検出され
なかった。
しかし、
その後の
調査で、
レストランの
従業員の
便から
サポウイルスが
検出され、
その遺伝子が
お客様から
検出された
ウイルスと
一致したため、
従業員から
客へ感染が
広がったと
判断された。
この事例から
学べること
だが、
食品だけでなく、
従業員からの
感染にも注意が
必要である。
例えば
従業員が
体調不良な
場合、
出勤を
控えるなどの
対策が絶対と
なる。
また、
サポウイルスは、
少量のウイルス
でも感染する
可能性がある。
それ故
手洗いや
消毒を徹底し、
感染予防に
努める必要が
ある。
それから、
ノロウイルス
との違いだが
サポウイルスは、
ノロウイルスと
症状が似ているが、
検査方法が異なる。
サポウイルスの
検査は、
一般的な病院
では
行われておらず、
保健所や
衛生研究所に
検体を送る
必要がある。
ここで
具体的な
予防策を
以下に示す。
先ずは、
食品の
加熱で
ある。
特に
二枚貝は、
中心部まで
十分に加熱
(85～90℃で
90秒以上）
してから
食べること。
また、
加熱調理が
必要な食品は、
生で食べない
ようにする
こと。
続いて
手洗いだが
調理前、
食事前、
トイレ後、
外出後
など、
こまめに
手を洗う
ことが
重要である。
石鹸を使い、
指の間や
爪の間も
丁寧に
洗う事が
重要である。
更に
アルコール
消毒も効果的
である。
調理器具の
消毒だが、
まな板、
包丁、
ふきん
などは、
使用後に
洗剤で洗い、
熱湯や
塩素系漂白剤で
消毒するとよい。
特に、
生の魚介類や
肉を扱った
後は、
念入りに
消毒する事が
望ましい。
一方で、
感染者の
隔離だが
感染者は、
症状が
治まるまで
自宅で療養し、
外出を控える
べきである。
特に
感染者の
嘔吐物や
糞便は、
適切に処理し、
二次感染を
防ぐことが
肝心である。
ポイントを
要約すると
サポ
ウイルスは、
感染力が
非常に強く、
集団食中毒を
引き起こす
可能性が
ある。
それ故
食品の
衛生管理
だけでなく、
従業員の
健康管理や
手洗いの
徹底など、
総合的な
対策が
必要である。
鳥インフルエンザ・福島県
福島県
福島市
飯坂町
東湯野で、
野生の
ノスリが
鳥インフル
エンザ
ウイルスに
感染して
いることが
確認された。
ノスリは
タカの仲間で、
ネズミや
ヘビなどを
捕食する
鳥である。
今回の
ケースでは、
3月12日に
住民が
死亡して
いる
ノスリを
発見し、
福島県
野生生物
共生センターが
検査を行った
ところ、
鳥インフル
エンザの
陽性反応が
出た。
そもそも
鳥インフル
エンザは、
A型インフル
エンザ
ウイルスが
引き起こす
鳥類の感染症
である。
感染した鳥は、
元気消失、
食欲不振、
呼吸器症状、
神経症状
などを示し、
死亡する事も
ある。
鳥インフル
エンザ
ウイルスは、
感染した鳥の
糞便や
唾液などに
含まれており、
これらの
排泄物に
触れた
他の鳥や
動物に
感染が
広がる。
今回の
ケース
では、
住民が
散歩中に
田んぼ道で
死亡して
いる
ノスリを
発見した
のである。
ノスリは
普段、
電柱や
木の枝
などに
止まっている
事が多いが、
今回は
地面に落ちて
死亡していた。
その住民は、
鳥インフル
エンザの
可能性を考え、
福島県庁に
通報した。
直ちに
福島県
野生生物
共生センターの
職員が現場に
駆けつけ、
ノスリの
死骸を回収し、
簡易検査を
行ったところ、
鳥インフル
エンザの
陽性反応が
出た。
さらに、
国の機関で
詳しい検査を
行った結果、
高病原性
鳥インフル
エンザ
ウイルス
(H5N1亜型）
が、
検出された。
福島県は、
ノスリが
発見された
場所から
半径
10km以内を
野鳥監視
重点区域
に指定し、
監視体制を
強化した。
この区域内
には、
養鶏場が
2箇所あり、
ニワトリへの
感染を
防ぐための
対策が
急がれて
いる。
具体的には、
以下の対策が
行われている。
①養鶏場への
立ち入り制限。
➁養鶏場の
消毒の徹底。
③周辺の
野鳥の監視。
④住民への
注意喚起。
それから
④の
住民への
注意喚起だが
福島県は、
住民に対して
死亡している
野鳥を
見つけた
場合は、
素手で
触らずに、
県や市町村
などの
関係機関に
連絡する
ように
呼びかけて
いる。
また、
野鳥の糞便
などに
触れた場合は、
手洗いや
うがいを
徹底する
ように
呼びかけて
いる。
ところで
鳥インフル
エンザの現状
だが、
今シーズンに
福島県内で
野鳥の
鳥インフル
エンザ感染が
確認された
のは、
今回の
ケースで
5例目で
ある。
全国的にも、
野鳥や
家禽での
鳥インフル
エンザの
発生が
相次いでおり、
警戒が
必要である。
周知の事実
だが、
鳥インフル
エンザは、
家禽業界に
大きな
被害を
もたらす
だけでなく、
人への感染も
懸念されて
いる。
鳥インフル
エンザ
ウイルスは、
通常、
人に感染する
事はないが、
まれに
感染する事が
あり、
重症化する
ケースも
報告されて
いる。
それ故
鳥インフル
エンザ
対策は、
家禽農家
だけでなく、
一般の住民も
協力して行う
必要がある。
野鳥との
適切な距離を
保ち、
感染の
リスクを
減らす事が
重要である。
石川県、インフル・コロナ・溶連菌・感染性胃腸炎・流行性角結膜炎の現状
＜インフルエンザ＞
石川県
1.58人。
県全体で
患者数は
減少傾向に
あるが、
依然として
一定数の
患者が
報告されて
いる。
金沢市
1.12人。
県内では
比較的
患者数が
少ない状況。
南加賀
0.80人。
患者数は
少ないが、
前週より
増加して
いる。
石川中央
4.09人。
県内で
最も
患者数が
多く、
注意が
必要である。
能登中部
0.67人。
患者数は
大幅に
減少して
いる。
能登北部
0.00人。
患者数の
報告はない。
全体的な
状況だが
石川県全体
として、
インフル
エンザの
流行は
落ち着き
つつある。
しかし、
地域に
よって
患者数の
増減に
差が
見られる
ため、
引き続き
注意が
必要である。
特に
石川中央
では、
他の地域に
比べて
患者数が
多いため、
感染予防
対策を
徹底する
ことが
重要で
ある。
＜コロナウイルス＞
石川県
4.27人。
県全体と
しては、
比較的
安定した
患者数と
なっている。
金沢市
4.88人。
県平均
よりも
やや高く、
注意が
必要で
ある。
南加賀
2.80人。
比較的低い
水準で
推移して
いる。
石川中央
5.27人。
県内で
最も高い
水準であり、
感染状況に
注意が
必要で
ある。
能登中部
5.50人。
石川中央と
同程度に
高い水準で
あり、
感染状況に
注意が
必要である。
能登北部
0.75人。
非常に
低い水準で
推移して
いる。
全体的な
状況だが
石川中央と
能登中部で
患者数が
やや
増加傾向に
ある。
能登北部は
非常に
低い水準で
推移しており、
他の地域とは
異なる状況で
ある。
その他の
地域は
比較的
安定した
患者数で
推移して
いるが
引き続き
注意が
必要である。
今後の
注意点
だが、
石川中央と
能登中部
では、
感染拡大に
注意し、
手洗いや
うがい、
マスクの
着用などの
基本的な
感染対策を
徹底し、
能登北部
以外の
地域でも、
引き続き
感染対策を
継続する
ことが
重要である。
＜A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎＞
石川県全体
2.66人。
県全体の
平均値は
2.66人で
あり、
10週の
3.41人から
減少傾向に
ある。
金沢市
2.09人。
金沢市の
定点あたり
患者数は
2.09人で
あり、
県平均よりも
低い値である。
10週の
3.18人から
減少して
おり、
比較的
落ち着いて
いる状況で
ある。
南加賀
3.83人。
南加賀の
定点あたり
患者数は
3.83人と、
県内で
最も高い値を
示している。
10週の
6.00人
からは
減少して
いるが、
依然として
注意が
必要である。
石川中央
3.00人。
石川中央の
定点あたり
患者数は
3.00人で
あり、
県平均を
やや
上回って
いる。
10週の
2.67人から
わずかに
増加して
いる。
能登中部
2.25人。
能登中部の
定点あたり
患者数は
2.25人で
あり、
県平均よりも
低い値である。
比較的
落ち着いて
いる状況だが、
増減を
繰り返して
おり、
今後の動向に
注意が必要で
ある。
能登北部
2.00人。
能登北部の
定点あたり
患者数は
2.00人で
あり、
県内で
最も低い値
である。
比較的
落ち着いて
いる状況が
続いている。
全体的に、
10週から
11週に
かけて
患者数が
減少して
いる
地域が
多いが、
南加賀の
ように
依然として
高い値を
示す地域も
ある。
地域によって
患者数の
増減に
ばらつきが
見られるため、
今後の動向に
注意が必要で
ある。
＜感染性胃腸炎＞
石川県全体
12.10人。
前週から
減少した
ものの、
依然として
高い水準で
ある。
感染性胃腸炎の
流行が
継続している
と考えられる。
金沢市
14.27人。
県内平均
よりも
高く、
前週から
減少した
ものの、
依然として
高い水準で
ある。
特に
注意が
必要である。
南加賀
14.33人。
県内平均
よりも高く、
前週から
増加しており、
最も高い水準
である。
感染拡大に
警戒が必要で
ある。
石川中央
13.00人。
県内平均
よりも高く、
前週から
増加しており、
注意が必要
である。
能登中部
6.00人。
県内平均
よりも
低いものの、
油断は禁物。
能登北部
3.00人。
県内平均
よりも低く、
減少傾向だが、
引き続き
注意が必要で
ある。
全体的な
状況だが、
石川県内
では、
感染性胃腸炎の
流行が継続
しており、
特に
金沢市、
南加賀、
石川中央で
高い水準と
なっている。
能登地域では、
比較的
落ち着いて
いるが、
油断は禁物で
ある。
手洗いや
うがい、
食品の
十分な
加熱など、
感染予防
対策を
徹底する事が
重要である。
＜流行性角結膜炎＞
石川県全体
4.00人。
県全体で
患者数が
急増しており、
注意が必要で
ある。
金沢市
2.67人。
金沢市でも
患者数が
増加傾向に
ある。
南加賀
1.00人
南加賀でも
患者が発生
しており、
今後の動向に
注意が必要で
ある。
石川中央
19.00人。
石川中央での
患者数が
突出しており、
集中的な
対策が
求められる。
能登中部
0.00人
能登中部では
患者の報告は
ない。
能登北部
0.00人
能登北部でも
患者の報告は
ない。
全体的な
状況だが
石川中央での
患者数の
急増が
目立つ。
石川県全体
および
金沢市でも
患者数が
増加傾向に
あり、
注意が
必要である。
能登中部は
患者の
報告がない。
注意点だが、
流行性
角結膜炎は
感染力が
強い疾患で
ある。
それ故
手洗いや
消毒、
タオル
などの
共用を避ける
などの対策が
重要である。
目の症状が
現れた場合は、
早めに眼科を
受診する事が
望ましい。
＜コロナウイルス＞
＜インフルエンザ＞
＜A群溶血性レンサ球菌咽頭炎＞
＜感染性胃腸炎＞
＜流行性角結膜炎＞
