113回看護師国家試験対策・118回医師国家試験対策実施中    詳細はこちらをタップ!

1定点医療機関当たりの新型コロナの感染者数㊶(withインフルエンザと溶連菌)

新型コロナウイルス

コロナ患者数4週連続減少

厚生労働省によると、3月3日までの1週間に全国

およそ5000の医療機関から報告された新型コロナ

の患者数は前週から4636人減って3万4488人で

あった。

 

また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は

6.99人で、前週の0.88倍となった。

 

前週から減少が続くのは4週連続となる。

 

都道府県別では、多い順に

宮城県が13.16人、

新潟県が12.93人、

山形県が12.33人、

岩手県が11.07人、

石川県が10.31人、

などであり、

42の都道府県で、前週より減少している。

 

3月3日までの1週間に、全国およそ500の

医療機関から報告された新たに入院した

患者の数は239人で、前週と比べて410人

減少した。

 

厚生労働省は、全国の流行状況について

「全国的に減少傾向が続き、冬の感染の

ピークは過ぎたと考えられる。

ただし、感染の拡大は繰り返すので、

引き続き感染対策を行ってほしい」

としている。

インフルエンザ患者数3週連続減少

国立感染症研究所などによると、3月3日

までの1週間に全国およそ5000カ所の

医療機関から報告されたインフルエンザの

患者数は前週より1万3858人少ない

6万8883人であった。

 

1医療機関当たりでは全国で13.96人

と前週よりも2.8人減り、3週連続の

減少となった。

 

都道府県ごとで見ると、

1医療機関当たりの患者数は

北海道が27.35人、

石川県が24.85人、

山形県が20.49人、

長崎県が18.83人、

新潟県が18.27人,

などである。

 

こうしたデータを基に推計される

この1週間の全国の患者数はおよそ

42万1000人で、去年9月4日以降の

累積の患者数は、およそ1589万

6000人と推計される。

 

また、直近5週間に検出された

ウィルスを分析すると「B型」

インフルエンザが63%で、

最も多くなっている。

専門家「減少傾向だが、流行状態といえる」

日本感染症学会のインフルエンザ委員会で

委員長を務める倉敷中央病院のB副委員長は

「インフルエンザは減少が続いているが、

新型コロナの流行以前と比べると、とても

緩やかな減り方だ。

これまでであれば、3月から4月にかけて

急速に減ってゼロに近づくイメージだったが、

いまだに「注意報レベル」に相当する定点

当たり「10」を超える水準で、まだ流行状態

にあると言える。

一度、感染した人も含めて感染対策には

十分に注意してほしい」

と話す。

インフルと溶連菌の1種は「警報レベル」

福岡県は直近1週間に確認された感染症

感染者数を発表し、「インフルエンザ」

「溶連菌感染症」の1種の二つの感染症は

引き続き警報レベルとなっている。

 

県は手洗いや適切なマスクの着用などを

呼び掛けている。

 

福岡県は、新型コロナウイルスやインフル

エンザなどの感染症の発生動向について、

2月26日から3月3日までの1週間に定点把握

された感染者数を発表した。

 

このうち、インフルエンザの感染者数は

3167人で、前週より、1611人減少した。

 

1医療機関当たりの平均は15.99人で、前週

の0.66倍に減少したが、県は15週連続で

「インフルエンザ警報」を出し、警戒を

呼びかけている。

 

また、主に子どもが感染し、発熱や喉の

痛みなどの症状が出る「溶連菌感染症」

の1種、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、

1医療機関当たりの平均が6.73人で前週

の1.10倍となり、県は7週連続で警報を

出して警戒を呼びかけている。

 

新型コロナの感染者数は1043人で、前週

より287人減少している。

 

1医療機関当たりの平均は5.27人と前週の

0.78倍に減少している。

 

福岡県は「インフルエンザなど警報レベル

感染が続いているので、手洗いやうがい、

適切なマスクの着用などをしっかりと行って

欲しい」

と呼びかけている。

都内の感染症・新型コロナ・インフル前週比減

東京都内の感染症について、都は3月3日

までの1週間の1医療機関あたりの感染者数

を公表した。

新型コロナは4.66人で前週の0.88倍となり、

4週連続で減少した。

 

また、インフルエンザは12.53人で、前週の

0.75倍となったが、都は引き続き注意報を

出している。

 

「溶連菌感染症」の1種、A群溶血性レンサ球菌

咽頭炎は3.21人で前週の0.99倍となり、ほぼ

同じであった。

 

都は、こまめな手洗いや場面に応じたマスク

の着用など感染対策を呼び掛けている。 

タイトルとURLをコピーしました