コロナ感染、ピーク越え。4週連続減。
厚生労働省は10月6日、全国約5000の定点医療機関から
9月25日から10月1日に報告された新型コロナウイルスの
新規感染者数は43,705人で、1医療機関当たり8.83人
だったと発表した。
前週比0.80倍で、4週連続の減少。
担当者は「全国的にピークを越えたとみられる」と
述べた。
厚労省は、全国約38,000の医療機関としていた新規
入院患者数の集計対象を、今回から約500の定点医療
機関に変更した。
9月25日から10月1日の報告数は2011人。
担当者は「前週と単純比較はできないが、減少傾向が
続いている」と説明した
インフル感染コロナ上回る。
厚生労働省は10月6日、全国約5000の定点医療機関から
9月25日から10月1日の1週間に新たに報告されたインフル
エンザの感染者数は計47,346人だったと発表した。
前週比1.35倍と増加した。
1医療機関当たりの平均は9.57人で、減少傾向となっている
新型コロナウイルスの8.83人を上回った。
武見敬三厚労省は10月6日の閣議後記者会見で「例年と
比較して患者が多い状態で推移している」と言及。
インフルエンザの予防接種を打めぐり、「新型コロナワクチン
との同時接種も可能。
希望する人は早めの接種を」と呼びかけた。
前週と比べ39都道府県で増加した。
流行の「注意報」レベルとなる10人を超えたのは14都県。
1医療機関あたりの感染者数が多かったのは順に沖縄25.93人、
千葉19.56人、大分19.55人だった。
首都圏や九州・沖縄での流行が目立つ。
少なかったのは青森0.48人、福井0.92人、岩手1.03人など。
休校や学級閉鎖などになったのは全国で計2204施設だった。
厚労省によるとインフルエンザと新型コロナの定点医療機関は
原則として同一になっている。
