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1定点医療機関当たりの新型コロナウイルス感染者数㊳(withインフルエンザウイルス)

新型コロナウイルス

コロナ感染者、3か月ぶり減

厚生労働省によると、2月11日までの1週間に、

全国およそ5000の医療機関から報告された

新型コロナの患者数は、前週から1万1991人

減って6万7614人となった。

 

また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は

13.75人で、前週の0.85倍になった。

 

都道府県別では多い順に、

石川県が21.91人、

愛知県が20.06人、

群馬県が19.89人、

茨城県が19.7人、

福島県が19.18人、

などとなっていて、41の県で前週より減少

した。

 

このうち石川県は、能登半島地震の影響で、

新型コロナの患者数を報告することになって

いる48の医療機関のうち、能登北部の2か所

からの報告は含まれないが、高い水準と

なっている。

 

また、2月11日までの1週間に、全国およそ

500の医療機関から報告された新たに入院した

患者の数は3257人で、前週と比べて204人の

減少であった。

 

厚生労働省は全国の流行状況について「昨年の

11月中旬以降、初めて減少に転じ、都道府県

ごとに見ても大半の県で減少となったが、この

傾向が続くかは注視が必要だ。

今後も感染対策を続けてほしい」としている。

インフルエンザ患者数、前週より増加

国立感染症研究所などによると、2月11日まで

の1週間に全国およそ5000カ所の医療機関から

報告されたインフルエンザの患者数は11万

7652人で、1医療機関当たりでは23.93人と

前週よりも1.31人増えた。

 

データをもとに推計されるこの1週間の全国の

患者数はおよそ75万6000人で、去年9月4日

以降の今シーズンの累積の患者数はおよそ

1433万8000人と推計される。

 

1医療機関当たりの患者数を都道府県別に

みると、

福岡県が最も多く56.48人で、

佐賀県が38.15人、

熊本県が34.83人

などと7つの府県で「警報レベル」の30人を

超えた。

その他大阪府が29.56人、

愛知県が29.55人、

東京都が22.83人、

などと37の都道府県で10人を超える「注意報

レベル」となっている。

 

前週と比べると、

青森県で1.55倍、

北海道で1.46倍、

石川県で1.39倍、

などと、府を除く32の都道県で増えていて、

全国的に増加傾向が続いている。

石川・インフル患者数は増、コロナは減(能登中部は高水準)

能登半島地震で大きな揺れを観測した石川県

では、2月11日までの1週間で、1医療機関

当たりのインフルエンザの患者数が21人と、

前週から5.93人増えた。

また、新型コロナの患者数は県全体では

減っているが、能登中部では44人と高い

水準となっている。

 

それぞれについて詳細を述べると、

石川県でのインフルエンザの患者数は、

県全体で21人となり、前週から5.93

増加した。

保健所の管轄する地域ごとでは、

金沢市が30.65人、

南加賀が24.9人、

石川中央が15.09人、

能登中部が3.83人、

能登北部が3.5人、

であった。

 

また、新型コロナの患者数は、県全体

21.91人となり、前週から2.61人

減少した。

保健所の管轄する地域ごとでは、

能登中部が44人、

金沢市が22.12人、

石川中央が21.09人、

南加賀が12.5人、

震度7を観測した輪島市、

震度6強を観測し珠州市、穴水町、

能登町を含む能登北部が5.5人、

であった。

 

石川県では地震の影響で、能登北部の

医療機関の一部で、インフルエンザや

新型コロナウイルスなどの患者数の

報告が困難になっている。

「予防対策の強化が必要」

感染症に詳しい東京医科大学のA教授は

「インフルエンザは、<B型>のウイルス

広がりで、患者数が増加しているものの、

ペースが緩やかになってきており、そろそろ

ピークを迎えるのではないか。

ただ、今後もしばらくは拡大する可能性が

あるので、手洗いや換気の徹底など予防

対策を続けていく必要がある」

と話す。

 

また、新型コロナウイルスの流行状況に

ついて、

「患者数を見る限りは、ピークを

迎えた可能性はあるが、年齢を見ると、

重症化しやすい高齢者では、下がり方が

緩やかで、引き続き注意が必要だ」

した上で、オミクロン株の1種で、

従来のウィルスよりも感染力がやや

高く、過去の感染やワクチンによる

免疫を逃れる能力が高い<JN.1>という

変異ウイルスが広がっていることなどから

「ピークを迎えたかどうかは、あと1、2

週間ほど経過を見ていく必要がある」

警戒をび呼びかけている。

その上で、

「流行が続いている間は予防対策強めに

行って欲しい。

手洗いや換気をこまめに行うほか、体調が

悪い場合はウイルスに感染している可能性

あると考えて自宅で療養し、高齢の方や

症状が長引いている人は、早めに医療機関

受診してほしい」

と話す。 

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