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医師師国家試験・臓器移植コーディネーター

国家試験

臓器移植コーディネーターとは?

臓器を提供する患者(ドナー)と家族、移植

を希望する患者の橋渡し役として、ドナー

家族のケアや移植が円滑に行われるよう調整

を行う。

日本臓器移植ネットワーク所属のほかに都道府県

臓器移植コーディネーターもおり、1件の移植に

約10人が関わる。

看護師資格を持つ人が多く、検査技師や薬剤師

などの有資格者、医療系以外の大学出身者など

幅広いが、コーディネーター自体はいわゆる

「資格」ではない。

 

幅広い仕事内容

臓器移植コーディネーターのAさんはコーディネーター歴

17年。

大病院の看護師として集中治療部で補助人工心臓を付けた

患者の看護に携わっていたとき、コーディネーター募集の

広告を見て応募した。

「当時は臓器移殖という選択肢は殆どなく、私も移植について

よく知らなかった。

医療者が移植医療を知り、患者さんがそれを選べるように

なればと思った」と振り返る。

コーディネーターの仕事は幅広い。

医療機関から「臓器提供の希望がある患者さんがいる。」

と情報を受けると、そこへ行き、家族と面談。

複数のコーディネーターが分担して、臓器移植が円滑に

進むよう様々な手配を行う。

「コーディネーターは、家族の思いが生かされるように

するのが役割。家族の気持ちをキャッチできる垣根を低く

する。」ことを心がける。

認知度、定着度低い

移植ネットの試算では、臓器移植が年間100件行われると

同ネット内に必要なコーディネーターは35.6人。

10月末までの臓器移植数は脳死移植61件、心停止後の移植

30件の計91件だ。

試算では32人のコーディネーターが必要になるが、実際には

31人しかいない。

不足の原因はいくつか考えられる。

待機リストの管理など通常業務の忙しさに加え、臓器提供が

一例発生すると、担当のコーディネーターは約3日間に渡り、

医療機関や移植ネット本部で対応することになる。

こうした不規則な勤務もあって定着が難しくなっているほか、

コーディネーターが実際にどんな業務の忙しさをしているのか、

仕事自体の知名度が低いことも要因に挙げられる。

国の検証も遅れ

増える移植数に追いつかないのは、脳死臓器移植が適切に行われた

かを検証する厚生労働省の会議も同様だ。

これまでに行われた脳死移植486件のうち、先月までに検証が終わった

のが296件。

厚生労働省の担当者は「会議は毎月開催し、1回5件ほど検証するが、

これでは年60件しかできない。

脳死提供が年60件以上行われる今、従来のやりかたを見直す時期に

来ている。」と話している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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