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1定点医療機関当たりの新型コロナウイルス感染者数㉘(with インフルエンザウイルス)

新型コロナウイルス

コロナウイルス感染者数、3カ月ぶりに増加

新型コロナウイルスの全国の感染状況は、11月20から26日までの

1週間では、1つの医療機関当たりの平均の患者数が2.33人で前週の

1.19倍となり、およそ3カ月ぶりに増加に転じた。

厚生労働省は「全国的に患者数が増えていて、来週以降も増加が続くか

注視する必要がある。毎年冬は感染が拡大する時期であることから、

今後も対策を続けてほしい」としている。

厚生労働省によると、11月26日までの1週間に全国およそ5000の

医療機関から報告された新型コロナの感染者数は前週から1851人

増えて11,499人となった。

また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は2.33人で前週の1.19倍

となり、およそ3カ月ぶりに増加した。

都道府県別では、多い順に北海道が6.61人、長野県が5.82人、山梨県が

3.95人、福島県が3.15人、新潟県が3.09人などとなっていて、38の

都道府県で前週より増加している。

11月26日までの1週間に、全国およそ500の医療機関から報告された

新たに入院した患者の数は938人で、前週と比べて154人の増加であった。

厚生労働省は、全国の流行状況について「多くの都道府県で患者数が

増えていて、来週以降も増加が続くか注視する必要がある。

毎年冬は感染が拡大する時期であることから、今後も対策を続けて

ほしい」としている。 

インフルエンザ、患者数、今シーズン最多を更新。

全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、11月26日

までの1週間で1医療機関当たり28.30人と、前週からさらに増加し、

今シーズンで最も多くなった。

国立感染症研究所などによると11月26日までの1週間に全国およそ

5000カ所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は

139,914人で、前週からさらに増加し、今シーズンで最も多くなった。

1医療機関当たりでは前週から6.64に多い28.30人となった。

データを基に推計されるこの全国の患者数はおよそ95万人と

なっていて、今年9月4日以降の累積の患者数はおよそ

597万5000人と推計されている

23道県で警報レベルを超える

都道府県別に見ると、北海道が51.9人、長野県が51.83人、佐賀県が

49.67人、宮城県が43.78人、長崎県が43.67人、福岡県が41.44人などと、

23の道県で「警報レベル」とされる30人を超えたほか、残る24の都府県

すべてで「注意報レベル」の10人を超えている。

また、44の都道府県で前週より患者の数が増加していて、全国的な

拡大傾向が続いている。

今後も全国的に増加傾向

感染症に詳しい東邦大学のA教授は「地域によっては1医療機関当たり

50を超える地域も見られ、今後も全国的に増加して行くと予想される。

リスクが高まる場面では、適切にマスクを使ったり、換気に注意したりと

いった基本的な感染対策を行うほか、具合が悪い時には自宅で休んだり、

早めに医療機関を受診したりしてほしい」と話している。 

米国で急増、 新型コロナ変異株「ピロラ」

新型コロナウイルスのオミクロン株の変異株「BA2.86(通称ピロラ)が

急速に広がっている。

米疾病対策センターCDCによると、米国内の感染者で3番目に多い

変異株となった。

CDCの最新の見積りによると、11月12日から25日の2週間に、

米国内の感染者に占めるピロラの割合は8.8%と前の2週間から

3倍近くに急増した。

ピロラは前の2週間には上位5位にも入っていなかった。

ピロラは特に米北東部で広がっており、この地域ではオミクロン株の

XBB系統の「HV.1」に次いで2番目(13%)に多くなっている。

WHOは「注目すべき変異株」に指定。

世界保健機関(WHO)は先週、ピロラを「注目すべき変異(VOI)に指定し、

8月に指定していた「監視下の変異株(VUM)」から警戒レベルを

1段階引き上げた。

CDCはピロラに関して「公衆衛生リスクは低い」と説明している。

CDCによれば、ピロラがほかの変異株と異なる症状を引き起こすのか

どうかは分かっていない。

ピロラは、2022年の主流株で、同じ4月には米国で感染者の85%を

占めた「BA.2」が高度に変異した株だ。

ピロラからさらに変異したJN.1は米国外で急速に広まっている。

CDCによると、米国では9月に初めて検出され、他に11か国で

確認されている。

CDCの集計によれば、米国では11月12日から18日の1週間に

18,119人が新型コロナウイルス感染症で入院し、前週から

約9%増えた。

死者数は506人で、8.3%の増加だった。

エリスや現在主流のHV.1とは系統が違う

米国では10月下旬に「EG .5(通称エリス)」に代わってHV.1が主流

となり、11月12日から25日の感染者では31.7%を占めた。

HV.1は、現在2番目に多いエリスから派生した。

HV.1について米コロラド大学医科大学院のA教授(免疫学・微生物学)は

感染力は強いものの、ほかの変異株と比較して「より重篤な症状を

引き起こすという証拠はない」と述べている。

ピロラはCDCによる変異株の追跡では11月11日の発表で初めて単独で

表示され、それ以前は感染者に占める割合の低さからほかのBA系統と

一括りにされていた。 

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