1定点医療機関当たりの新型コロナウイルス感染者数
コロナ前週比1.35倍。定点把握42都道府県で増。厚生労働省は5月26日、全国約5000の定点医療機関から15日から21日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数は計1万7489人で、1医療機関当たりの平均は3.5 6人だったと発表した。前週比で1．3 5倍となり、42都道府県で増加した。4月以降、感染者の増加傾向が続いている。厚労省担当者は「手洗いや換気、必要に応じたマスクなど基本的な対策を続けてもらい、高齢者施設や病院に行く時は、より一層気を付けてほしい」と呼びかけた。都道府県別で定点当たりの感染者数が多かったのは沖縄10.80人、石川6.38人、岩手6.32人。少なかったのは島根1.55人、徳島1.62人、高知1．70人など。青森、富山、島根、広島、徳島は前週から減った。全国で、新たに入院した患者数は3215人で、前週比1.29倍だった。厚労省は、コロナの感染症法上の位置付けが「5類」に移行した5月8日以降、定点医療機関の報告を集計して週1回公表しており、今回が2回目。推計感染者数は算出していない。
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